しがない社畜の話

公僕社畜ちゃんのお話です

悠達の備忘録 その4

こんにちは、悠達です。


この回を書いている日は統一地方選挙がありました。私も投票に行ってきました。皆さんは行きましたでしょうか?


さて、今回は10月から12月について述べたいと思います。

9月まではいわゆる「見習い」として雇われていましたが10月からは正式に辞令が出される形になっていました。そして私も例に漏れず辞令を受け、3つの業務を半年間経験するローテーション期間に入りました。

まず経験することになったのが保険や投資信託を扱う業務です。


元々私自身興味があり金融機関でやりたい業務が相続業務等でしたのでその一環としてまずは上のような業務になりました。


覚えることは当然多く大変は大変でしたが実際にお客さんのところへ行ったり話を聞いたりすると面白いと感じる部分はありました。


ただそこには大きな地雷が潜んでいました。


当時異動が出たばかりで、それまで当該業務において私の所属する支店で一番のベテランの方が出てしまいました。そこでとある方(以下甲さんとでもしておきましょうか)が一番年齢的にトップになりました。それまではストッパー的な感じでいた、いわば目の上のたんこぶ的な人がいなくなってか甲さんはのびのびし始めました。新しく来た人の悪口を言うために態々社内電話を使う、業務中に寝る等々ここで挙げられない程でした。しかも私自身その人と馬が合う感じは全くしなく、事実最悪でした。加えて私の席の目の前です。最初のうちは何とか甲さんの逆鱗に触れることなくやり過ごしていましたが遂にやってしまいました。


私がミスをし始めると明らかに他の人にするそれとは違う態度で私を叱責し始めました。当然仕事上でのミスですので私自身に悪い点、至らない点があったのは重々承知していましたがそれでももう少し言い方がどうにかならないのかと思い続けていました。何とかミスを取り返そうと必死になって取り組みますがやはり心の何処かで恐怖心が生まれていたのでしょう。何をやっても大体足りなかったりミスをしたりして怒鳴られていました、時にはお客さんのいる前で。


それでも「何処にでもあるようなことだよな…」と自分を騙しながら何とかかんとかやっていました。ですが次第に身体がおかしくなってきました。まず初めに朝早く目が覚めるようになってきました。普段は6時に起床していましたが4時や5時、時には夜中の2時に目が覚めることが頻繁に起こるようになり始めました。次に食欲の減退です。朝ごはんが喉を通らなくなり昼ごはんも食べられなくなり唯一夕ごはんだけが食べられる状況でした。そして通勤時の吐き気や胃のむかつき、動悸まで起こり始めました。


流石にここまで来ると自分でも焦りました。今までに経験のしたことがない事象ばかりでしたのでどう対処して良いか分からずひとまずトイレの個室に駆け込んで落ち着くのを待つ日々でした。


(その5に続く)